2006/03/30

働き人

収穫は多いが、働き人が少ない。
だから、収穫の主に、収穫のために
働き手を送ってくださるように祈りなさい。
(マタイ9:37-38)

働き手が少ない。
なぜだろう。

いくつか原因は考えられる。
1. 働き人となれる人が物理的にいない。
2. 働き人になれる可能性はあるが、適切な訓練を受けていない。
3. 働き人になれる人はいるが、機会が与えられない。
4. 働き人となることの意味をしっかりと把握していない。
5. みんな忙しすぎる。
6. 働き人が忙しくて、次の世代を育成できない。
7. 働き人が忙し過ぎて、次の世代が魅力に思わない。

でも、働き人、そして次のリーダーたちを育てていくのでなければ、
本当に長期にわたって機能するような働きにはなっていかない。

考えなければならない大きなテーマはこれです。
「リーダーとして、どんな人を育成していったらいいのだろうか」
普遍的でありつつ、今の時代に即した、永続する教会を建て上げていくために、
どのような人材が必要なのだろうか。

これを考えるにあたっては、まず「教会」の概念を吟味してみる必要がある。
そして、今の時代がどのような時なのかを見極める必要がある。

結論的に言うと、
正しく自立した信仰をもった人。
何が健全な教えなのかを聖書から自分で導きだすことができる人。
あつい情熱をもって、キリストが召した所で命をかけて仕える事が出来る人。


私たちは、主の弟子として、訓練を受けなければなりません。
多くの人にとって、「聖書の言っている事をじっくり考えて、その思想をつかみ取る」
ということはあまり訓練されず、人が教えてくれた答えを丸暗記するような勉強のしかたしか
してこなかったのではないでしょうか。
いろいろな新しい枠組みの所へ飛び出していって、イエス様の素晴らしさを伝えて歩くのだとしたら、
その場所における生きた現状/問題と、聖書のみことばを正しく結びつけてやる必要があります。
そうしてこそ、単なる慈善活動ではない、キリストにあった福祉、奉仕、宣教ができるのだと思います。

こういう形で人を育てるのは、なかなか難しいと思うが、
長い目で見ても、このような訓練がないと、
さまざまな働きは、ただの福祉事業に終わってしまう。

「弟子訓練」という時、やっぱり「じっくり考える」という行為(考え方)そのものが訓練される必要がある。

主よ。働き人を送ってください!
私も働き人の一人ですが、どうか自分自身がなすべき事をきちんと見極め続ける事ができるように、
私を整え、用いてください!

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