2006/02/21

語り明かそう

徹夜で語り明かした。
こんなの何年ぶりだろう。

1990年に始まった初代「ジャパニーズコンチネンタルズ」の時からの中心メンバー。
えいちゃん、しょうこちゃん、むっちゃん、てるちゃんと、久々に会った。
えいちゃん、しょうこちゃんは、今、GMX、コパンで活躍、むっちゃん、てるちゃんは、ニュージーランドにて邦人伝道を行なっている。今回は、むっちゃん、てるちゃんが、えいちゃんたちの家に来ているというので、急遽訪問させてもらった。

当時ボクは最年少の18歳だった。
彼らは、精神的にも霊的にもあまりにも「若かった」ボクの姿を知っている。
今から考えると、顔から火が出るほど恥ずかしい事もあるが、
でも、あの時点でのボクも、今のボクも、ボクはボク。
数年間ともに同じ働きを担った大切な仲間に久々に会って、
もう一度、「私は今どこにいるのか?」という事を考えさせられて、嬉しかった。
客観的に(というか、相手の立場からの主観的に)、ボクがどう見えるのか、
そしていろんな、意見も言ってもらえて嬉しかった。
心を開き、耳を開き続ける事が、何より大事だと思った。


話をしながら、ボク自身の置かれている立場は、
神様の絶妙な計画の中で用意された、絶妙なバランスの中でのみ保たれている、
普通ではなかなかありえない、特殊な「恵み」の中にいるんだな、と思った。
ボクが日々意識している類の葛藤に真正面から向かい合いながら、
なお、生活を成り立たせながら、今この瞬間を希望にあふれて歩んでいるなんて、
ある意味、奇跡的なことなんだ。

でも、ボクに出来るのは、ボクに出来ることだけだ。
何らかの結論に達して、納得しても、それだけでは意味はない。
ボクは、ボク自身が導かれているように、生きるしかない。
どんなに特殊であったとしても、
ボクにとっては、ボクの人生を生きることこそが、現実の世界だ。
その世界に、いろんな世界観を重ね合わせてみる事は歓迎する。
それは、ボク自身をも、ボクの隣人をも豊かにすることだと思うからだ。


その前日、日曜日には「教育主事」としての任命を受けた。
この立場を甘んじて受け入れた以上、
そのために多くの方に祈っていただく必要を感じる。
「その立場」をまっとう出来るように、というよりも、
「私に、今、この立場を与えられた神のみこころ」を、まっとうする事が出来るように。

多分に自己矛盾をはらんでいるのかも知れない。
でも、私は「教会」というものを、もう少しinnocentに信じている。
そして、自分には新しいものを切り開くだけの力がなかったとしても、
そのきっかけの一つにはなり得ると信じている。

負うべき十字架を、見誤らないよう、目を開き続けていきたい。


徹夜は、こうやって友人と語り明かすためにこそするべきものだと思った。
決して、仕事に追われてするものではないね。

からだが、支えられている事を心から感謝しつつ・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

無事に帰れてよかった。

神さまが確かに祝福していてくださる“さとけん”の人生をキミが生きることができるように、祈っているし、信じているよ。置かれている状況にも自分自身にも周囲の人たちにも、誠実に正直に生きていれば、何も言い訳は必要ない人生なのだから、自信を持って歩んでいってくださいな。応援してるぞよ。

さとけん さんのコメント...

えいぢさん

ありがとう!心強いですな。
誠実に、正直に生きていきたいと思うけど、やっぱり自信はないな・・・。でも、少なくとも現時点での方向性にと、自分に与えられているものと、自分の限度については、ある程度の確信というか平安がある。いろいろ不安はあるけど、恐れはないし、恵みと希望に満ちている。

たしかに、言い訳とか言い逃れとかしだすと、立つべき所を見失うかもしれないね。対話ができる友だちの存在が不可欠です。応援よろしく!