2005/11/18

Ted Ward

もう1人のゲスト、長年Jeff ReedのメンターをしているTed Ward師がゲストスピーカーだった。BILDの教材が、Nonformalな形で、これだけの規模で確立されたのには、この先生の貢献が大きかったとのこと。

特に印象に残った事が二つある。
 一つは、教育(特に神学教育)のために、「新しいことをやることの恐れ」が人々の中にある、という示唆だ。より良いと思われることを提案しても、「それはやった事がない」というだけで、よく吟味もせずに今まで続けてきたことを手放せないでいる事が多いという事だ。ビル・ウィルソン師の「今まで手に入れたことのないものを手に入れようと思うなら、今までにやったことのないことをしなければならない」という言葉を思い出す。私たちの内側に壁がある。私の内に壁がある。主よ、どうか私たちの目を開いて、あなたの御心を行なうことを教えてください!
 もう一つは、「サラリーをもらう牧師」について。それはとても素晴らしいけれど。。。教会が牧師にサラリーを与えて(しかも全く不十分なサラリーで!)、牧師をその場所に縛り付けておく。なんでもしてくれる牧師と、なんにもしらない信徒の構造が出来上がってしまう。教会は使命を見失う。パウロは複数の場所の牧師だったのではないか?新約時代の牧師はそうだったではないか?今、新約の時代に、キリストと使徒たちの方法に従っていこうとするなら、今まで当然と考えてきたことを見直さなければならない。
 パウロはチャーチスターターではあったが、チャーチフィニッシャーではなかった。そのためにテトスを連れて行き、最後の務めを果たさせた。教会の確立の最後の仕事をよく出来る人は、チャーチプラントもよく出来る人だ。


・・・いろいろ考えさせられる。
私は、私のおかれている立場から、なさねばならないと感じていることを、ふさわしい態度で、ふさわしい方法で、ふさわしい対象に伝えなければならない。主よ、どうかどうか、私の唇を開き、語るべきことを語り、語るべきでないことを語らずにいることができるように。唇を開くとき、いつでも神の恵みが豊かにあふれ流れ、聞いている方々の心に圧倒的な主からの感動と確信が与えられますように!

日本だ。この壁を打ち破ってください。
日本のあらゆる場所に、教会が出来ますように。
日本のすべての教会が息を吹き返しますように。

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