2006/01/05

岩の上に立つ

ペテロって、本当に愛すべきキャラクターだ。
人間味があって、親近感がわく。


私は、イエス様がペテロに語られた2つのみことばを通して、献身に導かれた。
一つ目は、イエス様のことばに従ったペテロが、あまりの大漁に驚いた時のいきさつ。

・・・これを見たシモン・ペテロは、イエスの足もとにひれ伏して、
「主よ。私のような者から離れてください。私は罪深い人間ですから」と言った。
・・・イエスはシモンにこう言われた。
「こわがらなくてもよい。これから後、あなたは人間をとるようになるのです。」
彼らは、舟を陸に着けると、何もかも捨てて、イエスに従った。
(ルカ5:8-11)

1997年、このところから「人間をとる漁師となる」事を、個人的に深く語られた。そして、イエスに従うために、まず「舟を陸につける」作業をするようにと導かれた。すなわち、今の仕事を整理して、次のステップに進めるように準備を整えることだった。


二つ目は、弟子たちが向かい風と波に悩まされる中、湖の上を歩いて近づいてきたイエス様とやりとりをする場面から。

・・・すると、ペテロが答えて言った。
「主よ。もし、あなたでしたら、私に、
水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。」
イエスは「来なさい」と言われた。
そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
(マタイ14:28, 29)

1999年、この箇所から、会社をやめてフルタイムで仕える献身者となることを決心した。当時、「もし可能でしたら、あなたに100%仕えさせて下さい」と祈る中で、「来なさい」と主が答えてくださったのだ。そこで私は、舟を出て(会社をやめて)、水の上を歩いて(不安定な中を信仰をもって歩んで)、イエスのほうに行くことを選んだのだ。


だから、わたしのこれらのことばを聞いて
それを行なう者はみな、
岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、
風が吹いてその家に打ちつけたが、
それでも倒れませんでした。
岩の上に建てられていたからです。
(マタイ7:24, 25)

もちろん、聖書のことばのすべてに言えることだ。
でも私の生涯に、主が直接介入して語ってくださった、特別なことばがある。

これからも、これらの岩の上に、しっかりとした土台を築き上げて行きたい。

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