2006/01/20

平安の祈り

神様 私にお与えください。
自分に変えられないものを 受け入れる落ち着きを、
変えられるものは 変えてゆく勇気を、
そして二つのものを 見分ける賢さを。

・・・「平安の祈り」と呼ばれる有名な祈りのことばだ。

AAなど、依存症から立ち直るための、12ステップのプログラムの中でも
使われるものだという。


久々に、「やらなくてはならない事」に追われている。
もちろん、昔と違って、かなり休み休みやっているつもりだ。
でもやっぱり、仕事を抱えだすと、古い自分が待ってましたとばかりに
心の内側からニョコニョコと顔を出そうとしているのが分かる。

「正しい動機」で始めたはずの事が、自分の内側で変質してしまい、
「自分で納得がいくまで」(すなわち自己満足するために)やらずには
いられなくなったりしている自分に気付く。

でも一方で、体の弱さに敏感であれることは、本当に恵みだ。
強制的に、「限度を越えない」ことを学ばせられる。
そして、自分自身の不完全さを受け入れるという訓練がなされる。
やはり、「自制」という御霊の実がみのるための、プロセスにいるのだ。


でも、私は忘れない。
私は、神の前に自分自身をささげたのだ。

「自分自身の力でやる」という誘惑に負けはしない。
自分自身の「責任を放棄」したりはしない。
たとえ弱さを告白しても、「甘えの構造」に引き戻されはしない。
自分を大切にせずに、「間違った自己犠牲」はしない。

私は、神のみこころのままに変革され続けるのだ。
私は、このプロセスの中でこそ主を見出したのだ。
そしてこの主こそ、私の人生をともなってくださる方なのだ。


主よ、私を導いてください。
私の目を開いてください。
私がなすべき事を見極められるように。
そして、何があってもそのなすべき事を行なう事ができるように。
私が踏み入る必要のない領域を見極められますように。
そこにも、神のみこころを見出し、平安が与えられますように。

明日は雪にならないようにと祈る。
週末の様々な行事のため、そして受験生たちのため。

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